F-01BとSH-02Bの2タッチと文字入力周りのチェック

先日、ヨドバシにてドコモの09年冬モデルとして発売されたF-01BとSH-02Bの文字入力周りをチェックしてきました。
どちらも、今までの仕様を踏襲しつつも、機能追加・改善を行っていることを感じました。
それでは、それぞれの機種についてざっと感想を述べさせていただきます。


F-01B
2タッチ入力については、F-09Aと比べても大きな変化はありませんでした。
つまり、これまで通り

  • インライン入力可能
  • 配列に句読点が入っている
  • 英数字の入力でも強制的に文章は確定しない
  • Nキーロールオーバもあり(3つのキー同時押しまで認識を確認)
  • F-01A同様に、2タッチガイド(配列)が画面下に表示される→勿論ON/OFFも可能

に加え、メール作成画面でもタッチパネルでの文字入力(使い方はF-09Aのものと同じ2タッチに近い方式)が出来るようになりました。
今度は予測変換も使えるようになっているようです。
こちらは少々レスポンスに難があり、フルフェイスのF-04Bならともかく、回転二軸のF-01Bで使う意味があるのか、少し疑問な部分もあります。
また、手書き入力も備えており、読み仮名を選んだら次の文字を入力するか、変換・確定を行うといった動作を繰り返して行くことで、文章を作成していくようになっております。
この機能には、手書き文字の自動確定も備えており、自動カーソルと同様、確定するまでの速度も選択できます。
意外と、前述のソフトウェアキーボードを使った文字入力よりもレスポンスがよさげに感じました。

どちらの機能も、入力中の文章(確定されていない状態)がない時にメニューより、入力設定とは別のメニューでタッチパネル関連があるので、そこから呼び出す形式のようです。
OFFにする際も同様です。
既にITmediaの記事にも紹介されておりますので、こちらでイメージしていただければと思います。
来年春予定のF-04Bも同じようになりそうですね。
ITmedia +D Mobileより>
写真で解説する「F-01B」 (2/2)
写真で解説する「F-04B」(ソフトウェア編) (2/3)


SH-01B
今回の冬モデルでの変更点は、やはり「インライン入力の対応」
この一点に尽きます。
Nが対応しだしてから2年、SHユーザには待ち遠しかった方もいらっしゃるかと思います。
他は・・・夏モデルより特に変わっていない模様です。
Nキーロールオーバもないので、過度の期待はしないように。


最後に
なんだか、最近のシャープはかつてのNみたく「代わり映えしない」ポジションになったのは気のせいでしょうか?
外見はともかく、UIを含めたソフトウェア周りがFに比べると見劣りしてしまう・・・。
単純な機能の追加ではなく、悪いと思うところは改善していってほしい、という意味でも。
Fは言わずもがな、Pにはニコタッチがあるのでよし、NもFOMA初期に比べると改善されており、UIはむしろFよりいいところもあったりします(絵文字・記号ウィンドウのタブ表示、タブ記憶等)。
文字入力でシャープ製を見てはいけないということなのでしょうか?


余談ですが、個人的に楽しみにしているのは、非折り畳みのF-04Bとストレート+QWERTYでタッチパネルにも対応したSC-01Bです。
特に後者は待っていた形なので、ドコモをもう一回線増やすことも検討したいくらいです。
ホットモックが出てきたら速攻確認したいと考えております。
その際には、イーモバイルは最安のプランに変更するか、もしかすると…ですね。