2タッチ入力と端末選び(2009〜2010)

ようやく冬モデルが揃ってきたので、今年もこのエントリを上げることになりました。
国内メーカーの殆どの機種に採用されたことで、今年もより選択肢が増えてきたことかと思います。
しかし、どこのメーカーを選べばよいのだろうという方々もいらっしゃるはずです。


今回は、2タッチ入力に関する主な入力補助を表にし、メーカ毎に対応の有無を見ていただくことで、端末選びの参考にして下さればよいかと思います。


解説する順番は、上から

  1. NTT docomo
  2. au by KDDI
  3. ソフトバンクモバイル

となります。

修正

02/25 FのUnDo回数に間違いがあったため、修正。
 コメントいただいた方、情報提供ありがとうございます。

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ただいま出張中

11日から1週間、和歌山の方へ出張中。

ホテルにいるときしかPCは使えませんが、時間は結構とれそうなので、毎年恒例のベル打ちエントリを仕上げたいですね。

実は、調査だけは一応終わり、表などを作って形にするだけなので、今週中に上げてしまいたいところです。

それすぎてしまうと、なかなか時間がとれなくなってしまうので(^^;

いまさら新カテゴリ「2タッチ入力」

このブログを立ち上げてから3年以上たちましたが、ようやくカテゴリに「2タッチ入力」を追加しました。
ここで最も取り上げている記事な上に、大抵が「2タッチ」や「ポケベル入力」で検索して来られる方が多い事実を考慮した結果です。

関係ない記事を書いていたら、探すのが面倒になりますしね。


思えば、2タッチ入力を本格的に始めて、自分も結構な年月がたっているような気がします。
自分自身、ポケベル入力世代でもありますが、その当時よりも明らかに体に染みついていると思います。


メールのやりとりでも、普通ならば同じ世代でもトグル入力をやっているものですが、PCのキーボードに馴染んできたころの自分には、あの入力はめんどくさいの一言でした。
なので、他にいい方法はないのかと模索していた結果が2タッチ入力(ポケベル入力)だったわけです。
その時に持っていた三菱電機の機種がなかなかよく、ATOKはさながら、強制確定もなく、濁点/半濁点を単体で入力した後に小文字変換で句読点に変換できる点が自他共に好評だった記憶があります。


これらは今でこそ変わっておりますが、かつて協業していた富士通へと受け継がれ、入力補助も充実してきたことを思うと、あの協業は無駄ではなかったと思えます。
今や、自分の中ではFシリーズ一択と言ってもいいほどですから。
今後、新機種が出るたびに(地味ながらも)改善していくFの動向が楽しみです。


そんなわけで少々長くなりましたが、これからも当ブログをよろしくお願い致します。

続・2009年度冬モデルの2タッチ入力チェック


マイナーなゲーム話を挟んで再び携帯の話題です。

会社帰りにいくつかホットモックを触って、2タッチ入力(ポケベル入力)を試してきたので、覚書としていくつか書いておきます。

今回取り上げるのは、P-01BとF-02B、F-03B。

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F-01BとSH-02Bの2タッチと文字入力周りのチェック

先日、ヨドバシにてドコモの09年冬モデルとして発売されたF-01BとSH-02Bの文字入力周りをチェックしてきました。
どちらも、今までの仕様を踏襲しつつも、機能追加・改善を行っていることを感じました。
それでは、それぞれの機種についてざっと感想を述べさせていただきます。


F-01B
2タッチ入力については、F-09Aと比べても大きな変化はありませんでした。
つまり、これまで通り

  • インライン入力可能
  • 配列に句読点が入っている
  • 英数字の入力でも強制的に文章は確定しない
  • Nキーロールオーバもあり(3つのキー同時押しまで認識を確認)
  • F-01A同様に、2タッチガイド(配列)が画面下に表示される→勿論ON/OFFも可能

に加え、メール作成画面でもタッチパネルでの文字入力(使い方はF-09Aのものと同じ2タッチに近い方式)が出来るようになりました。
今度は予測変換も使えるようになっているようです。
こちらは少々レスポンスに難があり、フルフェイスのF-04Bならともかく、回転二軸のF-01Bで使う意味があるのか、少し疑問な部分もあります。
また、手書き入力も備えており、読み仮名を選んだら次の文字を入力するか、変換・確定を行うといった動作を繰り返して行くことで、文章を作成していくようになっております。
この機能には、手書き文字の自動確定も備えており、自動カーソルと同様、確定するまでの速度も選択できます。
意外と、前述のソフトウェアキーボードを使った文字入力よりもレスポンスがよさげに感じました。

どちらの機能も、入力中の文章(確定されていない状態)がない時にメニューより、入力設定とは別のメニューでタッチパネル関連があるので、そこから呼び出す形式のようです。
OFFにする際も同様です。
既にITmediaの記事にも紹介されておりますので、こちらでイメージしていただければと思います。
来年春予定のF-04Bも同じようになりそうですね。
ITmedia +D Mobileより>
写真で解説する「F-01B」 (2/2)
写真で解説する「F-04B」(ソフトウェア編) (2/3)


SH-01B
今回の冬モデルでの変更点は、やはり「インライン入力の対応」
この一点に尽きます。
Nが対応しだしてから2年、SHユーザには待ち遠しかった方もいらっしゃるかと思います。
他は・・・夏モデルより特に変わっていない模様です。
Nキーロールオーバもないので、過度の期待はしないように。


最後に
なんだか、最近のシャープはかつてのNみたく「代わり映えしない」ポジションになったのは気のせいでしょうか?
外見はともかく、UIを含めたソフトウェア周りがFに比べると見劣りしてしまう・・・。
単純な機能の追加ではなく、悪いと思うところは改善していってほしい、という意味でも。
Fは言わずもがな、Pにはニコタッチがあるのでよし、NもFOMA初期に比べると改善されており、UIはむしろFよりいいところもあったりします(絵文字・記号ウィンドウのタブ表示、タブ記憶等)。
文字入力でシャープ製を見てはいけないということなのでしょうか?


余談ですが、個人的に楽しみにしているのは、非折り畳みのF-04Bとストレート+QWERTYでタッチパネルにも対応したSC-01Bです。
特に後者は待っていた形なので、ドコモをもう一回線増やすことも検討したいくらいです。
ホットモックが出てきたら速攻確認したいと考えております。
その際には、イーモバイルは最安のプランに変更するか、もしかすると…ですね。

Pから見たF-09Aのワンセグ受信感度

よく、Fシリーズは「ワンセグの感度が悪い」と言われることが多いようです。
写真を掲載したり、他との比較をした記事もあるにはありますが、それ以外は殆どがたった一言で「悪い」と片付けられるものが多いです。
今回は、最強と名高いダイバーシティアンテナを持つPシリーズと比較して、どれほどのものかを見てみたいと思います。


使用機種

P-02A、P-08Aは、共に可動式ロッドアンテナと内臓アンテナによるダイバーシティ方式をとっており、ワンセグの受信感度は最高との呼び声も高い機種となります。


受信場所、端末の配置
自宅の受信と端末の置き方に関する条件は以下

  • 自宅は千葉県某所のアパート1F
  • 自宅の前は畑で、周辺もそれほど高い建物は建っていない住宅地
  • NHK総合、教育、東京キー局4つ、独立UHF局(チバテレビ)が受信可能
  • スライド式はいずれも横置きがもっとも受信しやすいのだが、今回は比較のため、故意に寝かせている
  • P-02Aはアンテナを伸ばしている
  • F-09Aはスライドオープンにすることで、金属部分による電波干渉を軽減させている
  • 感度向上に用いる卓上型ブースターや中継アンテナは未使用

置き方にも影響されやすいが、ブロックノイズは比較的少なめ。
以上から、電波的見通しはよいほうだと思われる。



それでは、2つの携帯で、実際の受信感度を比較してみましょう。

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