[W-ZERO3[es]] 私を救ったWーZERO3(文字入力編)

携帯電話に広く普及されているマルチタップ。
今ではかな入力、5タッチ、トグルと呼ばれており、デファクトスタンダードとなったあの文字入力方式です。
私はこれが大嫌いです。

覚えやすくはありますが、いくら馴れても早く打てない、打つ文字の打鍵数が違うため、リズムが乱れ易いので、あまりにも非効率に感じてしまうのが主な理由です。
こんなことならば、キーボード繋げて打った方が速いなんて感じることも(殆どのFOMAには使えませんが)。


そのため、私は、そんなものよりも全然効率の良い2タッチ入力(ベル打ちポケベル入力)を使ってきたのですが、これさえも排除するメーカが出てきており、存在が危ぶまれている状況に立たされております。
しかも、変換が良くてもマルチタップしか使えなかったり、2タッチがあっても変換が使いものにならなかったりと、日増しに不満は募ってきました。


そんな状況の中、WーZERO3というスマートフォンの存在を知りました。
OSのWindows Mobileには多少問題はあるものの、QWERTYキーボードを備え、カスタマイズもでき、幅広くPCデータを扱えるという、他の携帯電話を軽く陵駕する実力を持つその存在に興味は向き、いくつかの理由も相まって、携帯電話に近づき、ATOKまで搭載したW-ZERO3[es](WS007SH)を購入するに至りました。

確かに、キーは少々小さく、ダイアルキーもこなれていない感はあるものの、今までの制限の多すぎ、大変不満だった文字入力への問題も殆どが解決し、なかなか快適に使えております。
加えて、ベル打ちが可能になるctrlswapminiを知り、片手でも両手でも満足に文字入力ができるようになりました。
やはり、交互打鍵は効率がいいし、なによりも速くていいですねw

もし、このまま、自分が使い続けていたメーカ(自分の場合は三菱電機)の携帯電話を不満なく使っていたら、ここまでくるには至らなかったのかもしれません。
捨てる神あらば拾う神あり、といったところでしょうか(まだ捨てるには至っていませんが)?


何はともあれ、このW-ZERO3[es]を購入して良かったなあと思っております。