[W-ZERO3[es]][Windows Mobile] Bluetoothリモコン操作もできる MortPlayer

Windows Mobileで使用できるMP3プレイヤーの一つとして、MortPlayerがあり、私も使ってみました。
GSPlayer同様にスキンも使え、pls(プレイリスト)ファイルを利用し、ネットラジオも聞けるものとなっております。
それでは、このアプリについて、1.導入、2.設定、3.その他 の順で、覚書程度に紹介したいと思います。


1.導入

まず、以下のサイトで本体とスキンをダウンロード

(今回扱っているバージョンは、V3.31 RC6(b51)です)

上記サイトからCabもしくは実行ファイル(exe)をダウンロードし、Cabの場合は、デバイスminiSDにコピーしてから展開、実行ファイルならばActiveSync経由でインストールします。

インストールの最後に、言語選択が出ます(言語は任意)。
無難に“English”を選択し、OKを押し、インストールが終了します。


スキンを導入したい場合は、圧縮ファイルを任意のフォルダに入れ、デバイス上で解凍すれば、母艦PCでエラーが出ずに済むことがあります。
そして、解凍したファイルを \Program Files\MortPlayer上に配置します。
※必ず、Mpegメディアファイル(.mps)およびスキン画像の入ったフォルダ(標準だとNight)は上記パスに格納してください(そうしないと認識してくれないので)。


2.設定
ファイルを配置後、MortPlayerを起動します。

起動後、設定画面が出てくるので、任意に選択してください。
(英語がわからなかったので割愛しますorz)
途中でキャンセルし、後で設定することも可能です。


デフォルトのスキン


ここからは、プレイリストを作成し、音楽が聴けるようにします。
(キャプチャは多すぎるので割愛)

お気に入り(Favorites Group)を登録する

  1. 「Menu→Data for"Open"→Manege Favorites」を選択
  2. Favoriteの名前を入力する
  3. 「Fav.→Add entry」を選択し、フォルダのパスを指定する(複数必要な場合は繰り返す)
  4. 「Fav.→Save」を選択

お気に入りの中からプレイリストを選択

  • 「Menu→Playlist→“Open”もしくは“Add”」を選択

エフェクト・イコライザ

  • 「Menu→Playback→“Equalizer”もしくは“Effects”」を選択

タブ式で、それぞれを切り替えることも可能


スキン切替

  • 「Menu→Display→Choose Skin」を選択

各種設定(Menu→Setting→Setting)
ボタン割当やスキンの選択等、細かい設定が可能
ちなみに、ボタン(キー)割当は「Handring→Device buttons」、さらに、Assign device buttonsで割当を変更可能です。


スキンの適用例(ipod_white_VGAの場合)

(11/9 一部追記)
同様に、黒のスキンやQVGA版もありますので、黒をお持ちの方やhTcZおよびX01HTな方もご安心を。
スキンによってはCDジャケット等の画像が表示できるようです。
ジャケットについては、Shu様の「Shu-Style(W-ZERO3 Style)」を参考にしてください。

このスキンを適用した場合のタップ操作は

  • MENU:プレイリスト(お気に入り内)を開く
  • LEFT:1曲戻し(タップ&ホールドで巻戻し)
  • RIGHT:1曲送り(タップ&ホールドで早送り)
  • Bottom:再生/一時停止
  • センター(円の中心):プレイリスト内の曲一覧への切り替え
  • Repeatの部分:全曲リピート→1曲リピート→1曲再生(リピートなし)→全曲再生(リピートなし)の順番でトグル(以降繰り返し)
  • shuffleの部分:順再生(Don't shuffle)→シャッフル再生(Shuffle)の順でトグル(以降繰り返し)
  • 右上(iPodでいうホールドスイッチに当たるところ):最小化
  • 再生時間:1曲の再生時間→1曲の残り再生時間(“-MM:SS”で表示)の順でトグル(以降繰り返し)
  • Alarm:スリープタイマーやアラーム(時刻指定可能)の設定画面を表示
  • それ以外の部分:タップ&ホールドでメニューの表示

他にも、Bluetooth(VGP-BRM1)のリモコンで、再生/停止、送り/戻し等の操作もできました。
(製品によってはできないかも知れませんのであしからず)
音量は。AVRCPではなく製品固有の機能ですので、普通にできます。


3.その他
最後に、紹介し切れなかったところも含め、長所・短所を纏めてみます。

長所
(他にもいろいろありそうですが、判明しているところだけ)

  1. リピート/シャッフル再生が可能
  2. イコライザーや音質の設定も可能
  3. スキンの変更が可能
  4. Windows Media Player同様、Bluetoothによる再生/停止等のコントロールも可能
  5. 大抵のスキンでは、画面上に操作パネルも設けているので、WS003SH(初代W-ZERO3)でも操作しやすい(と思う)

短所

  1. (GSPlayerに比べ)ファイルサイズが大きい:スキンとのセットで1M以上いきます
  2. 時々、動作が重くなることがあり、特にBluetoothで長時間使っているとフリーズ、最悪の場合フルリセットをする羽目になることがある
  3. 設定項目は多い反面、英語のため、初心者には扱いづらいところが多いと思われる

最後に
短所にも書いたとおり、ファイルサイズが大きく、動作は重い部類です。
しかし、多機能で、Bluetoothによるリモコン操作もでき、使い方によってはMedia PlayerやGSPlayerを凌ぐものになり得るプレイヤーだと思います。
日本語版があれば、ほしいところです。



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