D903iのモックアップをとりあえず触ってきた

会社帰りにヨドバシにてD903iの実機を確認してきました。

今更ベル打ちも付けてくれないので、お目当ての電車が来るまでの暇つぶしだったこともあり、基本的なところしか押さえておりませんが。

  • ワンプッシュスライド

思ったよりも位置は気にならなかったです。
慣れるとそれ程気にならないかも知れないレベルかと。

  • ボタン全般

テンキーは少しだけ大きくなり、心持ち押しやすくなったと思います。
スライド上部の方は少し小さくなったが、まだ押せるレベルなので特に問題なし。

個人的に一番不満に感じた部分です。
前機種(D902iS)よりも明らかに重くなっております。
つまり、滑らかに動いてくれません。
902iSの比較的軽めの感じが好きだったのですが、流石に長時間使っていると、手が疲れそう。
珍さんの釣りゲームが引き続き入っておりますが、長時間の回転はつらい。
新宿ヨドにあった実機2つとも触ってみましたが、どちらも同じ。

  • レスポンス

前機種(D902iS)よりもほんの少しだけよくなったと実感する程度。
予測候補の表示は確かに少しだけ…。
とはいえ、レスポンス命とか言っている人の要求速度には達していないと思います。
しっかし、メモ帳の起動は相変わらず遅い…orz

  • カメラ

起動はそれ程早くなっていないが、レンズカバーが付いているだけでも高評価です。

  • バイブ

確かに、ITmediaの記事に書いてあったとおり、機械音は改善されていました。
つまり「キュィーン」といった音はしなくなったということです。
これはどのパターンでも同様。

  • 文字入力

前機種と基本的なところは変わっていない。
2タッチ入力(ポケベル入力ベル打ち)ではなく、使えもしないスロット入力が入ったまま……Orz
一体いつになったら2タッチ入れてくれるのかな?
何故2タッチを必要としているのかというと、最近の端末は処理落ちが著しいので、そこから来る遅さを最小限に抑えたいのが最もたる理由です。
勿論、あの不便極まりないトグルよりも倍は早く打てるのですけど。
あと、漢字変換能力が高くないと操作が煩雑になるので、ATOK搭載機(もしくはそれに匹敵する賢い変換)で入れてくれないと、私としては意味がないんですよね。
スロット入力より、2タッチにした方が確実に売れるというのに、やる気があるのか疑いたいところ。
いつまでオモチャのレベルに留まっているんだ コノヤロウ!(ほとんどヤケクソ)


総評
結論から言うと、ちょっとガッカリ。
多分、903iは見送りの線が濃厚。
前回は、スピードセレクターとその他多くの利点があり、ベル打ちができないリスクを負ってでも買いましたが、今回は、スピードセレクターの改悪や、文字入力の改善が見られないことから、購入意欲は湧きません。
WーZERO3を得た今、通話とメール以外は殆ど使っていないので、準備していたD506iをデュアル機にし、例のタッチパネルか703iを待った方が自分にとっては賢明な判断と言えるかもしれないです。