2008年春モデル発表
本日、auとソフトバンクモバイル(SBM)でとうとう春モデルが発表されたようです。
機種毎に、簡単に感想を述べます。
<ソース>
Cyber-Shot、防水、3インチ有機EL、スポーツファッションなど10機種──KDDI、au2008年春モデル発表
VIERAにREGZA、防水、横開きフルキー端末、株ケータイやティファニーコラボも――ソフトバンク、春モデル15機種発表
W61SA
フルフェイススライド携帯。
KCP+の端末のレスポンスは気になるものの、フルフェイスは好きではありません。
特に、文字入力だと、スライドの利点であるテンキーの真上3キー(通話・クリア・終話)誤操作防止を失わせ、
スライドの弱点であるキー領域の狭さを増長させるので・・・。
W61T
無難な折り畳み携帯。
ある意味、KCP+の端末では一番無難な感じがする・・・。
Cyber-shotケータイ W61S
DoCoMoでも似たような端末が出る予定ですが、機能面ではこちらの方が上か?
それにしても、今更23mmの厚さは好みの別れどころだと思います。
W61CA
回転二軸の防水ワンセグ携帯。
人気のカシオなので、売れるのかな?
しかし、質感まるでおもちゃっぽい気がする・・・。
W62SA
“大人の癒し”を演出する防水ワンセグケータイ
スペック面ではW61CAに見劣りするものの、個人的には、変換以外の基本部分はSAの方が好み。
W61H
背面が変化する回転二軸のワンセグ携帯。
普通のサブディスプレイみたいに使えるかは不明ですが、演出としてはアリ・・・かな?
W61K
幅47mmのコンパクト携帯。
デカいイメージが強いauでは珍しく、幅50mmをきっているところには好感が持てます。
女性層狙いとしては悪くないと思います。
W61P
ワンプッシュオープンを採用した薄型携帯。
auの端末としてはマトモな薄さで、個人的に好感のもてる機種。
幅も50mmと、ギリギリのラインを守っている点もいいと思います。
結構売れそうな予感はします。
W62S
ジュラルミンパネルを採用したグローバル携帯。
比較的コンパクトで、中央を窪ませてあけやすい工夫をしているのは○。
実際の質感はどうだろう・・・?
W61PT
最薄部14.2ミリのスリムなスライド携帯。
このボタン配置はちょっと使いづらそうに思ったのが第一印象。
AQUOSケータイ W61SH
もはや語る必要もないアクオス携帯。
auで買うくらいならSBM向けの方が魅力的。
質感もDoCoMoやSBMに負けている感じがします。
au総評
目新しいものはないのですが、KCP+の端末は気になるところです。
今度実機を触りに行きたいと思います。
とはいえ、今度のラインナップでは、W61Pが一番マシな感じですかね。
あとは、ソニエリの2タッチ入力(ベル打ち)搭載有無が気になるところです。
今更auに移るつもりはございませんが(^^;
それよりもスマートフォンは出さないの?
FULLFACE 2 921SH
フルフェイススライド第2弾。
この形状は好きではないので、どうでもいいです。
インターネットマシン 922SH
今回、一番おもしろいと思った機種です。
SBMのシャープ製は、色々な面から攻めてくるのが面白いですね。
まあ、海外では既に出ている形状ではありますが、日本で出たのは珍しい・・・。
通常機種と同じ基本ソフトで、横開きのQWERTYキーボードではありますが、個人的には左にカーソルキーがついていた方が良かったですね。
PCを意識したのでしょうけど、ゲーム機の十字キーが基本は左ですから。
あと、ケータイShoinは、文節変換がWnn程ではないですが下手くそなので、キーボードの底力を十分に引き出せない気がします。
おとなしくスマートフォンで出した方がよかったのでは?と思ってしまいますが、携帯での文字入力が苦手で、かつスマートフォンにまでは手が伸ばせないシニア層に迫求できる可能性を感じます。
ウィルコムでクラムシェル型のスマートフォンが出る可能性を予感させてくれそうな機種でもあり、非スマートフォンで出して敷居を下げようとする姿勢は評価できます。
閉じたときも電話として使える工夫がどれだけされているのかも気になるところ。
920P
P905iと同じWオープン型のVIERAケータイ。
レスポンスがいい分、文字入力環境が最悪なものを予想してしまうのはいけないでしょうか?
921T
有機EL搭載の“REGZAケータイ”
あまり目新しさは感じないものの、無難で使いやすいイメージがあります。
THE PREMIUM TEXTURE 823SH
他のキャリアでもいくつか出ている着せ替え型の折り畳み携帯。
本物の素材が質感を一層引き立ててくれるのでしょうか?
デザイン重視向けかな?
820SC
回転二軸型のワンセグ携帯。
microSDHCを備えているのは個人的に好感。
しかし、それ以外は・・・。
海外製でありながら、国内と張り合おうとしている姿勢はあるけど、国内産でできないものが出てほしいと思います。
821SC
コンパクトな折り畳みワンセグ携帯。
国産と遜色ない機能を備えていますが、正直微妙・・・。
822P
グラデーションのカラーリングを施したストレート携帯。
パナソニックモバイルコミュニケーションズより、久々のストレート。
質感もなかなかよさそうです。
国内において、このメーカは薄さではいつも一歩先を行ってますね。
D705iμより薄いし、Bluetooth搭載と、悪くない感じ。
しかし、文字入力は・・・・・・orz
コドモバイル 820T
去年にも出たキッズ用携帯。
とはいえ、その割にはシンプルな感じ。
コンテンツは充実しているようですね。
くーまんが好きならいいかもw
かんたん携帯 821T
シニア向けの携帯。
基本スペックやコンセプトはドコモの「らくらくホンIV」と似ているのは同意です。
SBM向けの東芝は、DoCoMoでいうと富士通の様なポジションなんでしょうか?
らくらくホンIVはサブディスプレイの常時点灯が好ポイントでしたが、こちらはどうでしょう?
822T
ソフトバンク初の防水ケータイ。
キッズ、シニア、防水と、DoCoMoのF(富士通)とかなり被ってしまった東芝。
しかし、SBM唯一の防水というのはポイントではないでしょうか。
需要は少なからずあることですから。
X02NK/Nokia N95
ノキアのXシリーズ第2弾。
カールツァイス製のレンズを採用したカメラと、上下にスライドするギミックが特徴のスマートフォン。
X系ということで、S60アプリが自由に入れられれば、松茸を入れて2タッチ入力がしたいですね。
変換はもちろんATOKでFA?
X03HT
QWERTYキー&テンキーを搭載したHTCのスマートフォン第3弾。
思ったよりコンパクトではありますが、キー領域の狭さが気になります。
HT1100よりはマシとは思いますが。
920SH YK
920SHがベースの株ケータイ。
SBMのSH端末は、レスポンスが良いイメージがあるので、これでHSDPAが活かせればよいのですが。
都心では悪くないかもしれませんね。
THE PREMIUM TEXTURE 823SH Special Edition(未定)
プラチナの台にダイヤを400個前後(20カラット以上)のせた、1000万円前後で10台限定。
NOKIAの某携帯を彷彿させる成金携帯って感じ・・・(^^;
SBM総評
auよりも数はさるながらも端末のバリエーションも豊富な点は、好感が持てます。
Bluetooth搭載も一番進んでおりますしね。
個人的に一番気になる機種は、意外にもX02NKだったりします。
922SHも、コンセプトは面白いと思いますが、どう転ぶか予想できないですね。
話題性という点でも、auよりも上だと思います。
それよりも、PCメールサービスの方が地味に注目していたり(笑)
しかし、SBMに移る気になれない一番の理由は、端末云々よりも以下の懸念点がデカイです。
- 300KB規制
- インフラにバラツキがあり、田舎の一部では使えない可能性も孕んでいる
- 相変わらずのサービス対応の悪さ(これはショップによると思いますが)
- 速度・範囲共にDoCoMoに劣るHSDPA
- T以外のベル打ち対応の悪さ
とはいえ、これからの動向が楽しみなのは変わらないので、端末以上にサービス・インフラ面に力を入れてほしいと思います。