かれこれ3ヶ月・・・その2「D902iSの購入動機」

先日の続きです。
今回は、D902iSを購入したポイントについてお話します。


購入したポイントは以下です。

  • 折り畳みではなく、スライドである

スライドにしたのは、ストレートにするとボタンと液晶があまりにも小さくなってしまうことと、折り畳みにすると、開く面倒臭さと終話ボタンの誤操作が多かったことへの不満があったためです。
確かに、折り畳みに比べ、キーピッチは若干狭くなり、液晶が向きだしのため、取扱いには注意が必要ですが、元々、ストレートやフリップ時代を経験済みなので、それほど気にはなりませんでした。
使っていて、液晶保護シートに若干のキズは付きましたが、貼り直せばいいので許容範囲です。
何よりも、テンキーとその他ソフトキーとの段差のおかげで、終話やクリアボタンの誤操作が激減したのは大きいです。


  • クリック感が良好

ボタンの方も、今まで使ってきた機種よりも硬すぎず、適度なクリック感があるので、押したのかどうかといった不安感が少ないのは好感が持てました。
少し、プチプチとクリック音がしてしまうのは玉にキズですが。


  • ATOK(ダウンロード辞書対応)の搭載

ATOKは、元々の変換能力が高いのは言うまでもありませんが、Dの使用歴が長い分、使い慣れているということと、DL辞書の対応についても自分にとっては変更する動機には十分だったものがありました。
APOTによる推測(予測)変換の精度も比較的よいのですが、自分の使い方では、これを通り越して通常変換をせざるを得ない状況に陥ることがよくあるため、連文節の変換能力の高さは重視するポイントです。
DL辞書はおまけ程度に考えておりますが、本体のユーザ辞書を確保したい自分には重宝する部分です。


スピードセレクターも、Fとの協業により、推測候補の選択のし方が上下のみから二軸移動となったため、時折複雑になる事態を解決するのに一躍買ってくれました。
二軸移動による操作は、行単位での移動には便利ですが、横移動への切替が若干多くなることで操作が複雑になってしまう欠点があります。
これに回転デバイスの操作を加えたことにより、1候補ずつの移動が容易になったので、使い分けることで理想の操作性になったのではないかと思います。

あとは、ソニエリのディスクジョグのように、回転だけでメニューを呼び出せるところもいいですね。
往年のDユーザにとっては、イージーセレクターの回転版といったところでしょうか?


  • (D902iと違い)確定した文章が画面下に保留されなくなった

当時、D902iではなく、SH902iを選んだ理由の一つです。
今まで、本文に反映するには、もう一回「決定」ボタンを押下しなければならないため、店頭の実機で確認した時点で、このアクションには嫌気が刺しておりました。
しかし、確定した時点で本文へ反映されるようになったことで、アウトライン入力ながらも、今までの機種の様に文章が作成できるのは大きいです。、


  • レスポンスも僅かによくなった(?)

基本的な部分は変わりませんが、D902iより心持ちよいとは思います。
とりあえず、取りこぼしは特になかったので、一応許容範囲です。
(というか、トグルの5連打で取りこぼしがあるようでは話にならない)
それでも、他に比べればまだまだなので、これからに期待したいところです。
次機種、次々機種では、SH-Mobile G1の搭載によるハード面での性能アップや、Symbian OSのバージョンアップの記事にあったOSおよびアプリ起動時間の短縮が予想されるので、少しだけ期待ですね。
あくまでも少しだけ・・・。


  • 富士通との協業における最大の恩恵:セキュリティ

Fソフト一番の恩恵といっても過言ではないセキュリティとして、プライバシーモードが評価されているようですが、外部メモリにロックをかけられない点以外は便利かもしれないと思いました。
特に、メールフォルダの非表示は、一部メーカを除き殆ど見かけないので、他メーカよりも優れているのではないかとさえ思ってしまいます(着信さえも隠せますし)。
時間が経つとオートで有効にされたり、クリア長押しで一時的に解除できる点もポイント高いです。

あとは、ICカード(Fellica)のオートロックおよび待受画面からすぐに解除できるところは、さすがFソフトと言いたいところです。


  • ダイアルキー長押しによるショートカット呼出

D253iWMにも同じようなものがありましたが、いわゆるショートカットメニューにあたるカスタムメニューに、登録した機能等を、待受画面からダイアルキーの長押しで、その数字に対応するものを呼び出せるものです。
始めは覚えるのに少し時間はかかるものの、覚えてしまえば、こちらのものです。
Nソフトのデスクトップに比べ、視認性には劣りますが、逆にごちゃごちゃしていない方が好みなので、自分はFソフト派です(笑)
ただし、起動が少し遅い点は数少ない弱点ではありますが。


他にも、アプリやブックマークの呼出が「数字+特定のアクション」により可能なので、あとはもう少し起動が速くなればよいかもしれません。



自分が主にポイントとなった部分は以上です。
これらがあることで、いくつか悪い点がありながらも、何とか投げ出さずに使えております。



次は悪い点と要望について述べていきたいと思います。