改めて感じるレンズカバーの必要性

携帯カメラの高機能・大型化に伴い、アウトカメラが液晶側からキー側に搭載される機種が多くなってきたように思えます。
また、回転二軸やスライドは、その構造上、キー側にあるケースが殆どです。

カメラをキー側に配置することで、次のような利点・欠点が挙げられます。<利点>

  1. 比較的大型・高性能なカメラを載せやすい
  2. 追加でライトも載せやすい
  3. 重いと思われるカメラモジュールが下寄りとなるため、持ったときの重量バランスは良好(トップヘビーの軽減)
  4. 液晶側に載せるモジュールを減らすことができるので、この部分の厚みも抑えられる
  5. 機種によっては、横撮り(いわゆるデジカメスタイル)ができる

<欠点>

  1. 指に届きやすい位置となるため、レンズに指紋が付きやすい
  2. (同様に)撮影時にレンズを、指で塞いでしまう/指が写ってしまう可能性もある
  3. 片手では少々撮りづらい
  4. 機種によっては、液晶とレンズが平行にならない機種もある(特に回転二軸)


しかし、欠点の1については、レンズカバーを付けることで解決することができます。
2は、横撮りスタイルならば特に問題はないかと思われます。

レンズカバーを採用している機種は、ドコモだとSO505i,SO505iS,SO506iC,D506i,D701i,MusicPORTERⅡ,D901iS,D902i,D902iS,D903i(予定)。
auでは、A1013K,A5305K(リボルバー),W31Sが採用していたという事実もあるが、その他は不明(勉強不足でスミマセン)。
ソフトバンクでは、705NKが採用を決定している(その他は不明)。


採用メーカの傾向では、国内では三菱電機ソニーエリクソン、京セラ、海外ではノキア等が実績で、殆どがスライドや回転式(リボルバータイプ含む)といった、液晶が露出しており、横撮りスタイルのできる機種が多く、折畳みはごく少数です。


レンズカバーは、カメラのレンズ保護には欠かせないと思うのに、なぜか採用機種が少ないのが悔やまれます。
おそらく、連動する機能の追加など、コスト面を考えると、いたしかたないといったところでしょうか。

また、付けることにより、もう一つの恩恵が生まれます。
それは、盗撮への意思表示です。

携帯カメラが当たり前のように搭載されるようになってから、盗撮も多くなったようで、悲しいものです。

これが、女性の方に向くと、なんとも気まずいことになるので、普段の通勤では必要以上に神経を遣っております。
しかし、D902iSを持ってから、盗撮をしていないことを意思表示できるようになり、えん罪に対する不安を和らげてくれることから、安心して使うことができるようになりました。

ただ、最近はメインがW-ZERO3[es]にシフトしているため、再度不安がよぎり、女性にカメラのレンズを向けないように気をつけております。
人生を棒に振りたくないですしね。


改めて、携帯のカメラには、レンズカバーが必要ではないかと考えております。<参考URL>
ケータイWatch 2002/10/17の記事より
法林岳之の週間モバイルCatch Up
http://k-tai.impress.co.jp/cda/article/mobile_catchup/11349.html