ウィルコム端末への数少ない不満

他の携帯電話キャリアと比べると、ウィルコムの端末群はどうも弱いといわれております。
最もたる理由として、コンテンツが弱いという指摘が挙げられます。
(ITmedia出遅れを取り戻せ〜コンテンツ強化を目指すウィルコム)
他のキャリアは携帯向けコンテンツが充実しており、着うたやアプリもたくさんある(特にドコモ)。
これでキャリアを決めているユーザも少なからずいるようです・・・。


しかし、PCサイトが携帯で見られるようになった今、携帯向けのサイトにはあまり興味がないし、モバイル向けのブラウザがあれば、携帯向けサイトの意義はあまりないなあとさえ思ってきてしまいます。もちろん、データ量など、携帯向け故の利点はありますが。
※ちなみに「フルブラウザ」という表現はあまり好きではありません。


それ以上に、ウィルコムの端末で思うのが文字入力の弱さ・・・orz
QWERTYキーボードが付き、アプリでどうにでもできるW-ZERO3シリーズは例外ですが、問題はそれ以外の端末。

気にしている点は以下。

  1. 変換ソフトは殆どがAdvanced Wnnで、ATOKあるいはそれに匹敵する変換を備えた端末がなきに等しい
  2. 2タッチ入力(ポケベル入力)搭載機に乏しい
  3. かな入力(トグル)でも、逆トグルあるいは大小変換を備えていない端末も存在する

1は、標準で搭載しているW-ZERO3[es]や、導入方法が存在する初代W-ZERO3は当然例外ですが、ツーハンドで長い文を高速で打ち、一気にかな漢字変換をするスタイルを身上とする自分としては、Wnnは少々キツイです。
D503iより代々ATOKを採用しているDシリーズ(三菱電機製。一部除く)を使い続けてきた自分としては、漢字変換の優れた変換ソフトを採用した端末は出てくれたほうがいいなあと思います。
それと、現状はメールへの需要が増えているので、一つくらいはATOK搭載機がほしいところですね。唯一、ライセンスのコストが問題ですが・・・。


2は、選択できる機種がWX310SA(洋ぽん)とWX310J(味ぽん3)のみ。
中でも味ぽん3は、ベル打ちでもカナ英数変換ができるので、その基本性能の高さには目を見張るものがあります(但し、濁点・大小変換には対応してなかったような・・・)。
京ぽんでもできる方法があるようですが、割愛。
肝心の9(nine)も、カナ英数変換はできるようなのですが、ベル打ちはできないので、変換と相まって却下。


3は、確か両方できる端末はなかった気がします。
これは、他キャリアの国内メーカではほぼ全てができるので、実際に採用してほしいものですね。特に京セラと大阪三洋。
これでは、他キャリアから来たヘビーメーラの不満が蓄積する可能性があります。


以上、3つの点を挙げましたが、多分、私の選択肢は現状ではW-ZERO3のみなので、他のPHSを使う機会はほぼないのかもしれませんが、文字入力だけでも他キャリア並みにしてほしいという声はあるのではないでしょうか。
これからのウィルコム端末の課題として、文字入力の改善は大いに望みたいところです。