海外製端末の日本語入力環境
当ブログでよく上がってくるキーワードの一つとして「2タッチ入力」があります。
中には海外製(ここでは日本語版に限定)に搭載されていないものか情報を求めてくる方もいらっしゃるわけで…
確かに解ります。
海外製は未知の部分も多く、自分も気に入った機種でかな入力(トグル)以外の入力方式が無いものか、と思ってしまいます。
しかし、海外製の携帯を使う場合、基本的にはトグル以外に選択肢がありません。
これは、ノキア製もモトローラ製もサムスン製も同じことです。
(ノキアとパンテック&キュリテルは変換がATOKではありますが)
例外的にT9を搭載した機種が以前にありましたが、それすら無いケースが殆どです。
(理由は恐らくコストかと…)
しかし、海外のスマートフォンには、QWERTY配列(もしくはそれに準じたもの)のキーボートを備えた機種が確実に存在します。
国内だと、去年にHTCからhTc ZやX01HT、NokiaからアンロックのE61が出てきました。
これらの端末ならば、2タッチに劣らない効率的な入力ができるようになります。
ただし、ある程度のセッティングが必要になりますので、万人向けではないことも確かです。
現状では、海外製端末における日本語入力は充実しているとは言いがたい物があります。
キャリアが販売している物はトグルしかなかったり(さらに逆トグルや大小変換がなかったり)と国内製より劣る面があり、キーボード搭載機種は独特の配列とカスタマイズを要求する敷居の高さが目立ちます。
この点だけを見てもやはり、日本国内で海外製の端末を使うには、ちょっとした決断が必要になってくるのではないかと思います。
せめて、海外では普及しているT9くらいは搭載してほしいところですね。