フルフェイススライド
去年より認知されるようになったフルフェイス。
すでに使っている方もいるとは思いますが、特徴としては、液晶部分にはキーがなく(タッチパネルのものもある)、スライドさせるとソフトキーを含めた基本的なキーが出てくるものと認知しております。
自分が考える個人的な長短はというと、
長所
- 上部を液晶のエリアとして確保できるため、さらに画面の大型化が容易
- クローズ時はキーが露出しないため、誤操作は少ないと思われる
- キーが露出しないためスマートな印象(見た目はよいかもしれない)
- スライドの段差を意識せずに使える
短所
- オープン時はただでさえ狭いテンキー側のキーエリアが他のキーに占有され、さらに狭いため、操作はしにくい
- クローズ時はタッチパネルでもない限り、サイドキー以外は使用できないので、AV用途以外には不向き
簡単に書きましたが、思ったことは、オープンしないとキーが使えない以上、タッチパネルなどの大型液晶を活かせるデバイスが必要ではないかということです。
また、キーエリアが狭くなっているため、文字入力を重視すると、どうしても使い勝手がよいとは言い難いものがあります。
PDAなどを使っていれば、キーがないことにも驚かないかもしれません。
しかし一般的な携帯では、マスにターゲットが定められている以上、形状を活かす物がほしいところです。
シャープをはじめ、パナソニックや三洋が続いてフルフェイスを出すようですが、ワンセグ用途だけではない工夫をしてほしいですね。
そういえばD906iはフルフェイスになるという噂ですが、出すとしてもなにかしらプラスアルファのものを出してほしいと思います。
個人的には従来のスライドの方が好きなのですが。