三菱電機 携帯事業から撤退、次の選択は勿論…

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三菱電機、携帯端末から撤退──“D”端末は「D705i」「D705iμ」で歴史に幕

三菱電機は3月3日、携帯電話端末事業から撤退することを明らかにした。「D906i」などの新端末の開発は行わず、すでに納入済みの機種をもって新機種の投入は終了する。

以前より噂程度では聞いていたものの、往年のDユーザとしては、いざ事実を突きつけられると寂しいものがあります。
今使っているD905iが自分にとっての最後のDになるのですね。


確かに、近年の売上ランキングなどではあまり振るっていなかったのは事実で、このままいく撤退ではなかろうか、という予感もしておりました。
やはり、市場の成熟化、需要の多様化や販売制度の見直しなど、時代の波には逆らえないわけで・・・。
まあ、経営判断としては妥当と言わざるを得ないでしょう。


そして、Dシリーズが出なくなることで、Dユーザは次の選択肢を考えなければなりません。
当然、これは他のメーカかキャリアに変わる(あるいは後数年使い続ける)ことを意味しているため、このときの選択肢を持ち合せていないと、次の機種変更は苦しいかと思います。


とはいえ、私自身は塞ぎ込むほどショックでもないのも事実だったりします。
それには、やはり協業相手であり基本ソフトを共通で採用していた富士通(F)の存在が大きいです。
(元々、FOMA-Dの基本ソフトはFベースですから)

F905i2タッチ入力が復活したので、折りたたみではあれどベル打ちATOK搭載機を選択できる余地が残っている事が一番の救いになっております。
ホント、土壇場のところで新たな選択肢ができたなあと(^^;
富士通ならばらくらくホンはもちろん、通常の90X系も人気が出てきた上に、DoCoMoではNと同様に技術開発を行っているベンダなので、しばらくは大丈夫かなあというのもありますので。
次に機種変更をするならば、ほぼ確実にFにすると思います。
自分としては、携帯を持ち始めて以来のFになります。
何はともあれ、今後のFの動きには注目し、応援していきたいと考えております。


もし、Fまで無くなってしまったらどうしよう・・・。そのときはPしかないかな?


ちなみに、1台目の選択肢で、他のキャリアに移る考えは今のところありません。
auは端末の質感が全体的によくないのと、加入者増加によるバリ3圏外なる障害があること、800MHz帯返還後の不安が大きいこと。
ソフトバンクモバイルは、Xシリーズ以外の通常機で、文字入力の要求を満たす端末が一つもないのと、DoCoMo以上の各制限やエリアの不安が大きいためです。
それと、2台目需要として、WILLCOMイーモバイルのようなPCを前提とした使い方もできないので。