個人的に注目している機種(2008年冬モデル)

D905iを使い続けて早一年。
次に使うべき機種を検討するため、1月下旬に発売された2つの機種:F-03AとP-02Aホットモックをチェックしてきました。

なぜ、この2つかというと、折り畳み以外で文字入力の使い勝手が良い機種ということがポイントです。
もう一つ、新たに大統領となったあのお方も使っているといわれる機種もありますが、今の上限の安いパケ・ホーダイを棄てる覚悟が必要なので、最後の手段としては考えております。

それでは、F-03AとP-02Aの感想をざっと書いていきます。



F-03Aの感想
F-01Aを触ったときと同様、2タッチ入力(ポケベル入力)の使い勝手は最高です。
やはり、テンキーの下に余計なキーがないと、誤入力がぐっと減りますね。
ブラインドタッチだとなおさらです。
これで、従来のスライドなら、と思うと悔やまれます。
*キーの仕様変更と相まって、上下共に誤入力を気にせずできるのになあ。

タッチスピードセレクターも、コツをつかめばなかなかよさげです。
オープン時は不要という見解なのか、クローズ時でないとタッチパネルは使えない?

スライド周りの機能に関しては、タイマーロックや省電力設定等も備え、時間指定も他社よりも細かくできる辺りは、さすが富士通だと感じます。
ただし、クローズしてもすぐに画面がOFFにならないので、バッテリーの持ちが気になります。
(10数秒でOFFにはなりますが)

やはり、フルフェイスというのが少々引っかかります。
折角のスクロールデバイスともいえるタッチスピセレも、オープン時でも使えるようになれば、もう少し使い道が見いだせるのですが。
あとは、あの形状のせいで、キー領域が狭くなっているのが残念です。
(それでも他社のフルフェイスと比べて比較的打ちやすいと思います)
次は、従来型のスライドで出して欲しいなあと思ってやみません。
最後に「ワンセグアンテナ内蔵はまだ早いよ富士通さん」


P-02Aの感想
スイングスライドと呼ばれるスタイルを持ちながら、三菱電機製のスライドのようなスピードセレクターを継承し、カラバリもかつてのDを彷彿させるようなラインナップとなっており、ある意味Dからの機種変候補No.1とも言える機種です。

センターキー長押しによってキーロックを行うことが出来、閉じると画面OFF、オープン時に解除といった、かつてのDのような操作も可能です。
そして、PもFソフトのように待受画面にスケジュール表示ができるようになり、閉じた状態でサッと確認なんてこともできるのは個人的に嬉しいですね。
(電源キー:オンフックで同様の表示の切り替えもできるところも同じです)
流石、三菱が開発に関与しているだけはあると言えるでしょう。
また、ワンセグの面でも、ダイバーシティ方式でありながらロッドアンテナを使えるという点で、感度もP-01Aより良さそうです。

しかし、スピセレは、三菱のそれよりも心なしか軽く、行き過ぎることもしばしば(慣れの問題もありそうですが)

文字入力では、以前の端末選びのエントリでも述べているとおり、スライドの段差と*キーでの濁点入力・大小変換が、使い勝手の良い2タッチ入力およびニコタッチを快適にしてくれる反面、FおよびD905iのようにNキーロールオーバが無いのが悔やまれます。
あと、「か」の後に*キーを押した時、「が」よりも「ヶ」が先に出てくるのが少し戸惑いを感じさせます。
Fは普通に濁点だけなのに・・・。


最後に・・・
辛口な評価もしましたが、購入候補にできそうな機種がでてきたことは素直に喜びたいと思います。
とりあえずは、折り畳みしかでないのかという懸念が払拭できたのは大きいです。
F、Pは個人的に文字入力面で注目している2大機種のため、これからのリリースに期待したいと考えております。
白ロムでもいいからどっちか買っておこうかな?


メーカサイト
富士通:F-03A
パナソニック:P-02A