D800iDS その2 変換

ここでは、5タッチや2タッチ共通の操作である変換操作について書きます。


変換は、Dシリーズ(一部除く)では定番のATOK+APOT(正式には+ATOK)。
通常変換、推測変換(予測変換)ともに使用可能です。


推測変換

ある程度の文字を入力後、「候補選択」をタッチすると、予測候補の選択が可能になります。

すると、タッチパネル部に推測候補が現れ、これらの一つをタッチすることで本文に反映されます。

次の文を予測し、また別の候補があれば、同様にパネル上に表示します。


カーソルを移動させて決定ボタンを押すといった、今までの携帯とは操作が違うので、初めは戸惑うかもしれませんが、場合によっては打鍵数を減らすことも可能です。


ちなみに、推測変換の特徴として

  • 濁点や大小変換を全て省略可能
  • 最後の文字だけ、取りこぼし分を補うように候補が出るケースもある(例:せいひ→せいふ・政府)
  • カタカナ語の英字変換(おん→ON 等)


通常変換



文を入力し、「変換」をタッチすると連文節変換を行います。


まずはじめに、一文節目の変換候補について、真ん中の操作パネルを使い、文節を調整します。

不要ならそのまま候補にタッチすればいいです。

なお、次に進んで別の候補を選択することもできます。

一つの候補を選択後、次の文節の変換候補がパネル上に表示されます。

全て問題なければ、一番上をタッチしていけば問題ありません。



問題点
推測変換は、候補選択をタッチしないといけない点は、少々違和感があります。
キータッチ数こそ減りますが、大抵は、下キーを押して推測候補を選択するものですが、下のパネルを見なければならない操作がどこまで受け入れられるかはわかりません。
ただ、慣れの問題でもあるということは付け加えておきます。

また、候補も(ウインドウの都合上仕方ないかもしれませんが)4つまでしか表示されないので、ページめくりの機会が多くなりがちなのも妙にまどろっこしい点ではあります。

通常変換も、今までのDであった「全確定」がなくなってしまい、文節毎に確定させなくてはならないので、面倒なところはあります。


確かにインタフェースとしては分かりやすくていいのですが、せめて、通常変換の全確定あるいは次の文字入力に移る操作ができるようにしてほしかったと思います。
この辺は次の機種で(って出るのか?)期待しているところです。